2025年9月27日(土)
『Because it’s there
そこに山があるから、、、、。』
イギリス人登山家 ジョージ・マロリーがエベレスト登頂前のインタビューで答えた一節です。訳に関しては近年違ってるや意訳だのと有りますが今回は割愛。
あっ本日ランチ、ディナー営業しております
先日の水曜日は定休日でお休み。
文化祭の振替で愛息子が珍しく水曜日休みだったので男2人で登山に⛰️行く事に。
彼は高校で山岳部に所属しているのでトレーニングしたりと山にはよく行っております。
私は新しい登山靴を買って満足してそのまま放置していたので久しぶりの登山。
事前に場所を決め、今回は丹沢山系の丹沢山に登る事に決定。
丹沢は塔ノ岳、大山、鍋割山などはどちらかが登った事があるので丹沢山に決定。
ルートは彼は電車で部活や友人と行く事が多いので車でしか行きづらい登山口から登る事に。
朝3時半に起き4時過ぎに出発。
5時半頃登山口付近に到着したがすぐの手前で落石の為車通行止めの標識
おおお、丹沢山よ私達の登頂を早くも阻止する気のようだ。
バディの息子と相談。
別の登山口も検討したが2km位歩けば登山口に着くのでそこから登山スタート。
清流の脇を通り登山口へ到着。
丹沢山への最短ルートのコースなので余裕とたかを括っていました。あとで気がつくが最短であって最速ルートでは無い、、、。
林道を抜けいよいよ山道へ。
最初からいきなりの急登に、登山って感じだなと思いつつ登り続ける。
最近ニュースでも話題になっている熊問題。
丹沢でも出るらしいので事前に熊スプレーも購入済み。
結果今回は出番は無かったので一安心。
秋の味覚キノコなども生えていて美味しそうだなと思いつつ素人が手を出すと危ないので見るだけで我慢。
一度キノコ博士とキノコ狩りにでも行ってみたいものだ。
今回の自分の課題はストックは使わず2本足で出来る限り歩く。
装備としてストックは持っているがなるべく使わないようにと思っていたのが間違いだったと後で気がつく事に
毎回登山で思うが中々山頂には着かない。
上を見て空が近くなりそろそろかと思うとそこからまた下る。
その繰り返しでは有るが、ただ言える事は確実に山頂は近付いている。
息子が先に歩き私を待つ。
いつの間にか息子も逞しくなったものだと思い、息子は父も年老いたものだと思ったかもしれない。
待ってくれたりと、いつの間にか気遣いも出来る様になったなと嬉しく思っていると彼が言った
『まぁ、山では遅い人にペース合わせるのが基本だから、、、、。』
先に言っておくが、彼悪気は無い。
いつの間にか父の背中を見ていたせいか似てしまったようだ、デリカシーの無さが
息子よこれから長い人生が待っているが、事実でも伝えなくていい事もあるし伝え方ってもんがある。
デブにデブ、ハゲにハゲと伝えては角が立つ。
がっしりしてますね、輝いて✨✨ますねと言葉は使い方だ。
まだまだ息子に伝えなくていけない事があるようだ。
そんな思いを抱きつつ丹沢名物の木段が現れた。
地味に体力を奪っていく。
鎖⛓️場も出て来て山頂も近付いて来て無事ゴール。
ただ登山の山頂はゴールでは無く下のスタートである。
とはいえ先ずは休憩とご飯。
クッカーでお湯を沸かし、今回お世話になるのは日清カップヌードル、お味は息子がノーマル、私はチリトマト。
疲れた身体には温かい物が染み渡る。
カロリーは相当消費したので今日は気にせず本能に従う、命を守る行動を。
楽しい休憩も終わり地獄の下へ。
登りで誓ったストックは使わないはあっさり破棄して使う事に。
やっぱりあるものは使わないと無駄だし持ってきて使わないなら荷物になるだけ。
私は大人なので変なプライドはない。
今時、京都に行くのに籠で行きますか?
新幹線や車で行きますから、便利な物は使わないと。
言い訳はたっぷり用意出来たので、ストックを存分に使ったら下り快適。
帰りは違うルートで登山口に向かい1時間半かけて無事林道へ。あとは舗装された林道を歩けばゴールだが2時間位はかかる、、、。
舗装された林道は歩きやすいが脚にくる。
ただ確実にゴールに近付いている。
タクシーは残念ながら通らず自力で車に到着。
とりあえず怪我も無く熊にも会わず無事下山。
予想の8倍疲れましたが、楽しい親子山行でした。
また時間を作って成長した姿を息子に見せたいと思うのでトレーニングします笑笑
今回の登山で得られたもの
・息子の成長の確認
・自分の老いの確認
・便利な物はとことん使え
・変な意地ははるな
・歩みを止めなければゴールは近づく
などなど最高な1日でした。
9月27日(土)現在まだまだ筋肉痛が脚にきており動きがぎこちないですが宜しくお願い致します。
では今日も御来店お待ちしております。
2025年9月27日(土)
